悪性腫瘍(癌)アフガンハウンド & ゴールデンレトリバーMix ♀ チャント 推定12歳

私たちがそのキュートな女の子に出会ったのは今から7年前になります。
可愛そうに彼女は河原に捨てられていました。どうもアフガンハウンドとゴールデンリトリバー
のMixの様で、たぶん5歳位になっていたと思います。主人と私は彼女にチャントと名付け、大切
に育てることにしました。拾った時におなかに大きな腫瘍がありました。直径6㎝、高さ2㎝位
の良性の腫瘍でした。

3,4年前に左足内側に2㎝位の小さな腫瘍が出来ました。残念ながら今回は悪性でした。
それから、チャントと私たちは病気との闘いに挑みました。何があっても助けるのだ!と私たち
は彼女の為に出来ることは何でもしました。こんな時にドクターヨザが側にいてくださったらど
れ程良かったでしょうか。ハワイに彼女を連れて行けない自分達を悔やみました。
チャントの癌はいつの間にか全身に転移していました。

私は、ドクターヨザが遠隔での治療が出来ることを思い出しました。そこで無理を言ってドクタ
ーにそれをお願いしたところ彼は快く承諾してくださり去年のクリスマスの頃に第一回目の遠隔
治療が始まりました。それまでは自力で立つことも出来ず食事も排泄も私たちが手伝っていまし
たが初めての遠隔治療後、彼女は立ち上がり自分で食事も排泄もまた出来るようになりました。

年が明け1月22日、チャントの最後の散歩では日頃の散歩友達7匹全ての子(犬友達)と会えて、
皆に最後のお別れをしていたようです。その後、彼女は2度と散歩に出かけることはありませんで
した。

その後もチャントは遠隔治療を続けました。治療を受けた後は彼女にエネルギーが戻り自分で首
を持ち上げて少しではありますが最後まで食べることを続けることが出来ました。
このような質の高い生活を続けることが出来たのは、間違いなくドクターヨザのお蔭です。

我々は彼女を抱え再度病院へも行きましたが獣医さんが彼女を見て一番最初に発した言葉は「こ
の子まだ生きていましたか!?」でした。彼はチャントがまだ生きていた事自体をとても驚いてい
ました。そして彼女の体を触りながら「どこか別の病院へ行きましたか?」と我々に尋ねたので
私は「いいえ!」と答えました。実際、もう彼女は病院での治療は一切受けていなくドクターヨ
ザのヒーリングのみでしたがどうも彼は、私たちが別の病院でひそかに抗癌療法を行ったと思っ
たようです。
なぜならば彼女のカルテでは体中に転移したいくつもの癌がありましたが、背中にあったはずの
大きな腫瘍が無くなっていたからです。

亡くなる二週間ほど前からは、どこの親でもそうであるように、主人と私は寝ずに彼女の看病を
しました。結果的に2月18日に虹の橋を渡ってしまいましたがドクターヨザのお蔭で苦しむこと
なく最後を送れたことを感謝しています。

彼女は波乱万丈の一生を終えましたがその短い命はとても濃いものだったと思います。
唯一の心残りはもっと早くに遠隔治療を始めなかったことです。
最後は私に抱かれ、眠るように旅立ちました。彼女は我々に沢山の喜びと笑いを届けてくれまし
た。
ドクターヨザ有難うございました。あなたがチャントにしてくださった全てに感謝いたします。

大石チャント & チャントママ