癌(血管肉腫) ラブラトールレトリバーミックス ♂ 9歳

パターは9才と10ヶ月になるオスのラブラドールのミックス犬です。彼は10ヶ月前に血管肉腫(血液の癌)と診断されました。その悲劇の日、パターは午前中は元気でいました。彼を午後の散歩に連れて行こうとしたところ、行きたがらず、横に伏せてしまいました。私たちはすぐに彼を獣医師の所に連れて行きました。そこで脾臓が血管肉腫(血液の癌ですから、癌の中では最悪なものです。)に犯されていると言われました。彼の他の内臓器官は問題なかったようですが脾臓を摘出する手術を受けないと、彼はやがて死にます。

獣医師は、もし私たちが手術に同意をすれば、パターはもちこたえてくれのではないかと言いました。しかし手術をしたとしても、この手の癌の為、パターは僅か3~4ヶ月しか生きられません。しかし私たちは脾臓を摘出する手術に同意しました。手術中、パターの心臓が止まり蘇生が必要だったそうです。彼は1週間入院をしました。入院中パターは何をあげても食べようとしませんでした。彼は元々食べる事ににムラがあったので、家に連れて帰り、手作りの食事を与えることにしました。

夫の友人の1人が、彼女の親戚の犬を治療しているドクターヨザを知っていました。私たちはパターをドクターヨザの所に連れて行き、毎週通う事にしました。ドクターヨザへ通院する間、ペットマガジンのある記事に、癌にかっかている犬や猫は穀類を食べてはいけなく、ソリッドゴールドのフードが癌をやっつけるのに役立つと書いてあるのを見つけました。私たちはその特別食を買いにクレージーケーナィンに行き、全てのドッグフードをソリッドゴールドに切り替えました。我が家の犬は穀類を摂取していません。

抜糸の為にパターの獣医師の所に行った時、彼女は癌専門の医師にパターのケースを見てもらっていたようです。選択肢は3つでした。化学療法($5000)か、内服薬($3000)か、又は全く治療せずです。化学療法を取った場合、彼は放射線治療と特別な介護を受けることになります。この化学療法を受けなければ、余命は僅か1~3ヶ月で、化学療法を受けても4ヶ月だと言われ血液の癌なので、いずれ他の器官にも癌は転移するだろうと言われました。私たちはパターの命のクオリティーを考え、彼に科学療法をうけさせないことを決意しました。 私たちにはもう1匹パターより2才年上のマックスと言う犬がいましたが、その子も数ヵ月後パターと同じ病気にかかったのです。マックスの年齢と健康状態と獣医師の勧めもあり、彼を安楽死させることにしました。

私たちはこの10ヶ月毎週パターをドクターヨザの所に連れて行っています。そして手術以来獣医師の所には行っていません。私たちはパターがエネルギーにあふれ、食もすすみ子犬のように又遊ぶ事に気がつきました。彼は毎週土曜日ドクターヨザやそこで出来た友達に会えるのを楽しみしています。ペットたちも治療の環境も平和で穏やかです。ドクターヨザから、癌にかかっているペットを持ち、希望を棄てていない他の飼い主の話を聞くと気持ちがほっとします。パターはドクターヨザを見ると、尻尾を振り、治療の為に横になります。私たちはパターの治療の結果をとても嬉しく思い、ドクターヨザに会えて本当にラッキーだったと思います。パターには私たちが望んだ命のクオリティーがあります。

ギルバート & コリ