白血病 ラブラドールレトリバー ♂ ジェット 5歳

犬白血病にかかったジェットの苦悩の続き 2012年5月13日

2011年7月、私はドクターヨザの治療を受けているジェットの状態を書きました。これは是非皆さんに読んでもらいたくて書いた続きです。

ジェットは2011年4月初めに獣医師より白血病と診断されました。獣医師が言うには、この治療には化学療法しかなく、まだジェットが治療に耐えられるだけ肉体的に丈夫な内に治療を始めるとのことでした。幸運なことに、その治療法に必要な薬がその時全て揃っていなかったので、私たちは全て揃うまで2、3日治療を延期する必要がありました。私はあえて幸運と言いました。なぜならば薬の用法について調べる時間が出来たからです。調べた結果、副作用が出てくると、文字通り犬が本来したいことをしたり、私と遊んだりすることができなくなり、私を含め全員から彼を隔離しなければならないと分かりました。治療は「免疫力ーー抑制剤」になり、彼の活発な白血球を殺してしまい、もし彼の唾液や尿や糞が素手に触れると、私や周りにも有害となってしまうのです。これは事実上治療中は彼を完全に隔離し、ジェットのような犬にとっては生きてはいても生命がないという意味でした。

それは悲しい決断でしたが、私は獣医師に即刻電話して、その治療を受けないと伝えました。彼の返事は、もしすぐに治療を受けないとジェットは6~9週間で死んでしまうということでした。彼は食べたがらず、例え食べても吐くか下痢でした。私は彼に「死」を選んでしまったと承知していました。でも、それが一番良い選択でしたし、彼を快適にすることなら何でもやるつもりでした。その時期は、妻と私は2週間の旅行を予定しており、キャンセルするにはとてつもないキャンセル料を払わなければならない状態でしたので、大変悪い時期でした。人はペットが親族だとはみなさず、キャンセル料で何千ドルも失わなければならないところでした。

ジェットにとってはとても幸運なことに、親しい友人でジェットのことも私の苦悩も知っている人がドクターヨザのことを教えてくれました。私はすぐさまドクターヨザに連絡し、ジェットのことや私の差し迫った旅行のことを説明し、何とか私が旅行から戻るまで、ドクターの治療でジェットを生かしておいて欲しいと、お願いしました。私はジェットが逝く時はそばにいたかったと思いました。

「その素晴らしいレゾネント」治療は保障はありませんでしたが、彼の身体そのものが治療するのを手伝っているのだと説明を受けた時、これ以上のぴったりの言葉はないと感じました。この説明は私が化学療法についてインターネットで調べた時に読んだものと似ていました。化学療法は悪い細胞を殺し、患者を短い間緩和状態に置き、本人の免疫力が復活して、治療の後病気と闘ってそれを治すが、もし復活しないとすぐに元に戻り、ほとんどのがん患者がそうであるようにいずれ死んでしまうと言う内容でした。

ドクターヨザはすぐに治療を始め、2回目の治療までにはジェットの食べが良くなり、嘔吐も下痢もなく食べ物を摂取しているのに気が付きました。これはとても励みになり、私たちが旅行に行くまで2週間治療を受けることが出来ました。それまでにはジェットはずっと良くなってきていて、もちろんまだ心配ではありましたが、私たちは旅行に出かけました。私は毎日ドッグシッターに電話をし、旅行中私たちのシッターは良い知らせを報告してくれました。(私たちのドッグシッターは大学生で、私たちが旅行する度に犬や家の世話を彼女に頼んでもう4年経ちます。)ジェットは最初の頃ほど頻繁ではありませんが、治療を続けています。私はジェットとは一心一体で彼を見ているだけで、彼の健康状態がわかります。だから治療の頻度は彼の反応や安定具合を見て決めました。私たちは週に3回の治療から始め、それを約4ヶ月続け、その後数ヶ月は週に2回、それから週に1回、今では月に2回になりました。

この手の病気の副作用は身体に病斑ができることです。普通は唇か、お腹の辺りの横側です。ジェットは右側のひじでした。最初はグリーンピース位の大きさでした。それが着実に大きくなり25セント硬貨位になり、カリフラワーのような姿をした醜い病斑でした。治療と治療の間に再発し血が出てきて、普通治療の後は落ち着いて表面は乾燥しますが、完全には治っていないと分かりました。まるで彼の身体は闘っていて、時には負け、時には勝利するようでした。こんなことが続いて、私たちはまだ彼には病気があり、闘っているのだと分かりました。

約3ヶ月前(2012年2月)私は彼の病斑が小さくなって来たのに気がつきました。私はドクターヨザに言いましたところ先生も私と同じように喜んでくれました。ジェットは戦いに勝ったのかも知れません。段々に小さくなって、4月の終わりには斑点は完全に乾燥し、そのじくじくしたところはなくなりました。(写真を同封しました)

私はプラス思考の人間ではありません。だから彼が病気から完全に治癒したとは言いませんが、これは思い切って言わせてもらいます。彼は頑張って闘い終えて、もう一度普通の犬として自分の種の為に生きるチャンスをもらえたのだと思います。私は今まで説明してきたように、今後もジェットが普通の生活ができる為には、何事も惜しまず治療を続けさせるつもりです。

ジェットが元気になったのは多分色々な相乗効果があったのだと思いますが、特にドクターヨザにはお礼を述べたいと思います。

1. ドクターヨザの治療

2. アスパラガスパウダーサプリメント

3. ジェットの若さと生きる気力

4. 自然食品。商業食品ではなく。高価で時間がかかるものでも価値あるもの。

 

ノーマン・S