全身性エリテマトーデス 日本人女性Y.Yさん

高校3年生の冬に、難病の一つである全身性エリテマトーデスを発病しました。
医者にその病名を告げられた時、「どうして私が?」と言う信じられない思いでいっぱいでした。

私は高校3年間ハンドボール部に所属していました。「チームメイトと同じように練習し、汗を流し、陽にも焼け、一緒に食事していたのに 、何故私だけがそんな病気になってしまったのだろう?」

即入院し、治療が始まりました。私を待っていたのは大量の点滴でした。数日間高熱が続きましたので、その間の記憶は全くありません。
少しずつ、自分は歩くことも、手を使うことも、話すこともできないのだと認識できるようになりました。その時の惨めさは言葉では言い表せません。

病状は2~3年周期でくり返されました。病状が悪化すると薬の量が増え、良くなると量は減りました。しかし薬を飲むと、必ずつらい副作用に苦しめられました。薬を飲むのは嫌でしたが、医者の処方ですので、仕方なく飲んでいました。
(薬の量が多いときは、副腎皮質ホルモン剤8錠、免疫抑制剤2錠、血液をさらさらにする薬1錠、カルシウム1錠、ビタミンC1包みを飲んでいました。)

2007年そんな時来日中のドクターヨザにめぐり会いました。私はなんと幸運だったのでしょう!薬を使わないドクターの治療の後、病院で検査がありました。
数値が良くなり投与される薬の量も減りました。
担当医がその度ごと 「何をしてるの???」と頭をかしげていました。

ドクターが来日の時は、どんなに遠くであろうと、彼の治療を受けに行きました。
私は、ハワイにも行きました。
その都度眼に見えて良い結果を得ることができました。発病以来なかった生理が戻って来ました。
一年中氷のように冷たい手足に暖かさが戻りました。
ドクターの治療を受けると心もラクになります。

ドクターのお陰で、又仕事ができるようになりました。
今の職場で生涯の伴侶となる人にも出会い、2010年3月に結婚します。
2月には彼と2人でハワイに行き、ドクターの治療を受けることになっています。
二度とあの時の苦しみは味わいたくないと思っています。 ですから可能な限りドクターの治療を受け続けて、健康な心身を維持して行きたいと思っています。

本当にありがとうございました。

Y.Y → Y.M
(2010年2月1日にご入籍なさったそうでY.Mさんにお名前のイニシャルが変わられたそうです!)

【全身性エリテマトーデス】

英語でsystemic lupus erythematosusと言いその頭文字を取って(SLE)と略して呼ばれ日本では難病(特定疾患)に認定されていてます。

膠原病の中の代表的疾患で特に若い女性に発症し、再発・緩解をくり返す全身性の炎症性疾患で現在の日本では、10万人に7~8人の発病率と発表されている。

【Dr.Yozaより】

Y.Yさん ご婚約おめでとうございます!
患者様よりのこういった ご報告がとても嬉しく 我々の励みにもなります。
フィアンセといらっしゃる2月の来羽を楽しみにしておりますね。