Yoza先生へ
タイヨーは8月10日土曜日午後10時15分頃、家で永遠の眠りにつました。
先生とのセッションの後はぐっすり寝る子だったので、本当に彼女が永眠したのか、私には分かりませんでした。
近所の看護師が死亡を確認してくれました。
獣医師と近所の人が、死後硬直と体液の漏れに注意するように促してくれました。
フジオカ先生は寝ている状態で彼女の足をシーツでくるむ方法を教えてくれました。そうしないと硬直が始まると彼女を運ぶことが困難になるからです。
でも私たちはそれをしないことにしました。友人が一緒に一晩中起きていてくれて、私たちは彼女の手を握ったり時々なでたりして過ごしました。
11時間少し回った後、私たちは彼女をクリニックに連れて行きました。
そこの技師が言うには、まるで寝ているような安らかな顔をした彼女のような動物は今まで見たことがないとのことでした。
獣医師もまるで寝ているようだと言っていました。
私は彼女に最後のキスとハッグをして、身体をなでてあげました。
彼女の足には全く硬直の兆しはありませんでした。彼女の身体はまだソフトで柔軟でした。氷のように冷たくもありませんでした。
後で技師が教えてくれましたが、更に驚くべきことは、口からの悪臭や体液の漏れも一切無かったのです。
技師は、セラミックに(陶磁)彼女の足型をプリントしてくれましたが手足は本当にまだ柔らかかったです。
私は、土曜日の朝Yoza先生のセッションで彼女に吹き込まれたエネルギーが、まだ身体の中を流れ、そのお陰で、彼女の姿はおだやかなまどろみ以外の何者でもなく見えたのだと、信じています。
彼女には呼吸困難な兆しはまったくありませんでした。浅速呼吸や苦しそうにあえぐこともありませんでした。
彼女の旅立ちは私たちに穏やかさを残してくれました。常に可愛く、眠っているような安堵感のまま逝った彼女を思い出し続けることが出来ます。
先生の所にタイヨーを連れて行ったのは、ミラクルを期待してではありませんでした。
彼女の癌腫瘍は手術が不可能なもので、更に13歳と言う年齢を考えると、手術が彼女に与えるストレスは計り知れないものでした。
私たちの目的は、彼女の残された時間を苦痛が無く快適に過ごさせることと、出来るだけ質の高いライフにしてあげることでした。
彼女は最後の最後までよく食べ、ぐっすり休みました。彼女を失ったことはまだ感情的にむなしさが残りますが、彼女に質の高い時間を持たせ、その目的が達成したことが分かり、私はおだやかな気持ちでいっぱいです。
残された家族全員からお礼を申し上げます。
猫のパチ、ドミニック、ナツエ、ミケ
犬のツキ(タイヨーの姉妹)、リング、チャイ
母のマリリン・K |