ケアは15歳になるジャックラッセルテリアです。2013年4月、ケアの腹部が大きく腫れました。脾臓の内に出来たこぶが破裂し出血で腹部が一杯になってしまったからです。(約1リットルの血液量) 彼は脾臓を取り除くために緊急手術を受けました。
診断は血管肉腫でした。それは瞬く間に他の内臓器官にまで広がる、犬の癌では致命的な病気でした。彼の余命は4ヶ月から6ヶ月でしたが、獣医師によると今まで彼女の様な患者で3ヶ月もったものはいないとのことでした。化学療法は選択肢の一つでしたが、ケアの余生のクオリティーの為に選択肢から外しました。体重は極度に落ち、ジャックラッセルテリアの特徴である爆発的なエネルギーは消えてしまいました。
私の妹が、彼女の近所に、先生の所に飼い犬を連れて行って治療を受けさせている人がいる、と言う話を私にしました。私は最初とても猜疑心が強かったことは否定しません。経理の仕事をずっとやってきて物事を白黒つけがちなので、正に最初の治療の後の私の驚きを想像してみてください。ケアの食欲はすさまじい勢いで戻り、まるで子犬のように嬉しそうに庭をかけ回ったのです。
その後獣医師の所に連れて行ったら、癌の兆候は全く見られないとのことでした。実際、病院では、ケアは今では「奇跡の犬」だと思われています。
最初の癌の診断から今24ヶ月が経ちました。彼は今も元気です。
先生、ケアの為にして下さった全てにお礼を申し上げます。機会がある度に、私は先生のことを絶対間違いないと、人間にもペットにも推薦しています。
敬具
シャロン・Y |