デザインfプレゼンツ ライター 藤沢映子さん Dr.Yoza レゾネント・ヒーリング体験記

ワンちゃんの様々な病気に、速攻で効果があるという、噂のドクター、レイモンド・ヨザさんのレゾネント・ヒーリングに行ってきました。

もともとアメリカでカイロプラクティックの国家資格を取って(アメリカでは医師と同等の医学知識が必要な政府公認資格)人間を治療している方とか。その中からカイロの技術と量子物理学やエネルギーの基礎を使い、独自のヒーリングを開発。その方法が「レゾネント・ヒーリング」というそうです。

それをペットにも実践して評判を呼び、人間だけでなくペットも診察するようになったとか。

ヒーリングと一言で言っても西洋医療と違い数字や形になっていない治療ですから、その効果はピンからキリまで様々です。ただ、ドクター・ヨザは、医学知識があってのヒーリングですから、安心して身を任せられます。

 

今回は東京で行われた「癒しフェア」のためにハワイからの来日でしたが、デザインfさんがお客さんにも呼びかけて下さって、ドクターに特別に時間を取っていただきました。そしてワンちゃんたちもレゾネント・ヒーリング体験。

この日集まったのは10名ほど。がんで余命宣告された子。老犬特有の足腰に疾患を抱えた子。若年性白内障でほとんど片目が真っ白な子。膵炎で20日間の入院から退院したばかり、かなり衰弱した子など、それぞれに深刻な疾患をかかえたワンちゃんたちばかりでした。

我が家のミニチュアシュナウザーのゆずも、その中にちゃっかり参加。まだ4歳ですから特に疾患はないのですが、フローリング生活での足腰のゆがみが心配で参加しました。

はてさて、いったいどんなヒーリングが始まるのかドキドキで会議室のようなお部屋に入ると、いました、いましたドクター・ヨザさん。ふっくら大きくて安心感を与える柔和な笑顔。そのヨザさんを囲んで10人が椅子に座り、その足元にワンちゃんという構図でまずはお話からスタートしました。

ヨザさんは、今回の震災の事をとても心配され、その影響で人だけでなくワンちゃん達も精神的に不安定に

なっていることなどを話されました。さらに前日には、神奈川県の寒川にある震災で保護されたワンちゃんネコちゃんのいるボランテァセンターに行かれてヒーリングをされてきたとか。みんな精神的なストレスを強く抱えていたそうです。

日本人はとても繊細で、人を受け入れる文化を持っているから、猜疑心の強いアメリカの人より治療効果が高いとか。頭で物事を考えないワンちゃんはさらに治療の反応が高いそうです。 「ハワイで治療をしていて、今まで良くならなかったワンちゃんはいないですよ」と心強いひとこと。

そして、東洋医療でいうところの未病、自己治癒力のお話を分かりやすくしてくれました。つまり、自己治癒力を高めれば、自分自身が自分の医者になるということなんですね。そのためには、やっぱり日々の生活習

慣も大事とか。いい食事、いい水、いい空気。化学薬品はできるだけ使わない。

「日本は人にも犬にも薬をだしすぎですね。薬は化学薬品ですから、必ず副作用があると考えてください。薬は人間や犬が本来持っている治癒能力を低下させます」

なるほど。風邪をひいて解熱剤を飲まないで自己治癒力で治せば治癒能力も上がるということだ。「ヒーリングは目に見えるものではないので、疑ってかかる方も多いです。でも、疑えば疑うほど、体が拒否反応をしてしまいますから、せっかくの波動が効かなくなります。楽しそうにしている人を見ていると自分も楽しくなりませんか?それと同じことです。

 

そんな先生の治療法は、輪になって座っている人と犬の周りをひとり2,3分づつ、手をかざしたり閉じたりするだけのもの。手から波動を送ってくれているようで、そのたびに人がゆらゆら揺れたりもしていました。

ドクターはそれぞれのワンちゃんの患部あたりに触れているのに、ワンちゃんたちが怖がるでもなくその治療をじっと気持ちよさそうに受けているのが驚きでした。誰一人、吠えなかったんですから、何かを感じていたんでしょうね。

4週目くらいになると、場の空気がすっかりリラックスしているのが分かりました。同じ部屋にいるだけで体中がゆるやかになっていくんです。これはすごいです。

後日、友人の膵炎ワンちゃんの膵臓の数値が激減していたり、白内障の子(後天性)の真っ白だった目が黒味をおびてきたり、さまざまな変化を耳にしました。これは事実です。そんな変化を目の当たりにすると、ドクター・ヨザさんにもっとひんぱんに日本に来てほしいと切に願います。

ちなみにうちのゆずは、あれから益々元気に、喜々としてK9ゲームやオビディエンス・トレーニングに参加しています。そんなゆずの楽しそうな姿を見ると、私も楽しくなります。これもゆずがもたらすヒーリング効果なんでしょうね。 ヒーリング万歳!

藤沢映子さん
三重県出身。
実践女子大学卒業。編集プロダクション勤務を経てフリーへ。
ギターブック などでオフコースの特集など
オフコース関連では「スナップショット」「インナードキュメント」を本にする。
そして「PATI-PATI」創刊のメインスタッフになり「尾崎豊」「吉川晃司」「チェッカーズ」等担当。
音楽ライターとして十代の尾崎をインタビューし続けた。著書に『YESに影響されたNO』がある。
最近は医療系のライターとしても活躍している。