胆泥症・食欲減退

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東洋医学でいう、先天の腎精が弱い子です。(6か月で骨折が2回、現在も後肢上が差が違うため跛行はあります。) 高齢期になり消化器系が弱く高脂質のフードでは腸だ動の亢進、軟便がみられるため、現在低脂肪食フードと手作り食で対応しています。

13歳の時に、BUN, CRE,P, SDMA が上昇となり、腎不全と診断しましたが、尿比重は正常、多飲多尿も なかったため点滴とホモトキコロジー、鍼灸、漢方(六味地黄丸+補中益気湯)にて治療し、レイモンド氏の遠隔でのヒーリングを集中的に4回受け改善しました。

2019年8月9日

食欲.元気が 8 月上旬より少しずつ落ち多飲多尿となっていました。 定期超音波の健診で胆泥の貯留を認めました。

8 月 10 日

BW4.2kg 食欲低下。元気がないため血液検査を実施したところ、WBC の上昇(224×1000/up)
肝酵素値の上昇、(通常もAlb,TP,Tcho,.Ca は低値) 点滴、抗生剤、消炎剤の投与実施。

8月18日

食欲減退(好きな物は食す)。元気なく、多飲多尿と WBC の上昇(296×1000/up)肝酵素値の上昇、(通常も Alb,TP,Tcho,.Ca は低値)鍼灸治療と併用して、DR.Yoza の遠隔治療を週に 2 回受けることになりました。

施術を 3 回受けた後,宿便のようなタール状の便を多量に排便しました。13 歳の時に施術を受けた時にも同様の症状がみられました。
点滴、抗生剤、消炎剤の投与実施。 その後徐々にですが元気が出てきたようですが、食欲は自分からは食べず流動食を強制給仕していました。

8月26日BW3.8kg

食欲まったくなし。ただ寝ているのみ。点滴、抗生剤、消炎剤の投与実施。

9月2日

本日も宿便のようなタール状の便を多量に排便しました。
その後少しずつ食欲が出てきた様子です。

点滴、抗生剤、ソロキシン、漢方、ホモトキシコロジー投与

9月5日

食欲元気あり回復の兆し。

9 月6日

BW4kg 食欲は改善され、元気も出てきました。 超音波検査では長年患っていた胆泥がなくなりました。

調子が悪かった時期は胆泥が流れている時期だったのではないかと思われます。

DR.Yoza の治療を週に 1 回、鍼灸治療と併用しました。
点滴、抗生剤、ソロキシン、漢方、ホモトキシコロジー投与

9月21日

とても元気になり DR.Yozaには、別の犬に見間違えてしまった!と言われました。

9月27日

BW4.2kg わずかに胆泥貯留がみられますが、問題にはならない程度です。

現在も漢方薬と、週に 1 回 60cc の点滴、ホモトキシコロジーの投与をしています。

11月15日

BW4.4Kg食欲元気はあり体重も増加しました。
15 歳半という年齢の為、気温の変化、食事の変化にうまく対応がて出来ず充分に自由飲水をしないため週に 1 回の点滴、漢方、ホモトキシコロジーの投与は続けています。

鍼灸治療と併用して、Dr.Yoza の施術も週に1回うけています。施術を受けた日は熟睡しているようです。熟睡できることも健康な証拠です。

13 歳の時に比べ回復には時間がかかりました。高年齢の子はいったん体調が崩れると、全体のバランス(波動・ エネルギー)が崩れるので回復するのにかなり時間がかかります。

エネルギー治療をして波動を整えていただく事により再び元気を取り戻せたことに感謝致します。
有難うございました。

みなみ成城動物病院
濱田美保子獣医師