大細胞リンパ腫(気管)ステージ5 


大細胞リンパ腫(気管)ステージ5
血小板減少 / 鼻血

ゴールデンレトリバー 
グレイシー  10歳 ♀

2019年8月28日、愛犬グレイシーは血小板減少症(低血小板)及び鼻出血と診断されました。
このグレイシーの持病に関しては、処方された薬(プレドニゾン(ステロイド剤)とジオイシサイクリン(抗菌薬))を服用することで症状は抑えられていました。
約半年後の2020年1月4日、グレイシーはひどい咳をして、呼吸困難に陥りました。救急病院で胸部のレントゲンを撮影してみると気管に大きな腫瘍が見つかり、内腔がほぼ塞がっていて、つまり気管の約90%を腫瘍で塞がれていました。

1月10日に気管鏡検査が施され、腫瘍の生検をすることになりました。
この際、気管を塞いでいた腫瘍の約70%を取り除いたおかげで、幸いにもグレイシーは呼吸をすることができるようになりました。そして、腫瘍を生検に出したところステージ5の大細胞リンパ腫であることが分かりました。
獣医師から勧められた治療の選択肢の1つは、抗がん剤治療で、これによってグレイシーは約1年位生き延びられるという可能性もあったのですが、彼女は鼻血のためにプレドニゾンの薬を摂取していて他に別の薬も服用していたので、抗がん剤治療は効果がないかもしれないとも思いました。
またグレイシーの獣医であるドクターフルタニは、高用量のビタミンCの点滴を3回行い、食事を出来る限りオーガニック素材に変更してドクターヨザの所に通うという2つ目の選択肢も提案してくれました。

犬の約50%に抗がん剤の副作用があるとも言われた為、我々はそれをさせたくないと考えすぐに彼女の食事を変え、毎週ドクターヨザに通い始めました。
嬉しい事に続いていた鼻血は止まり我々が喜んでいた矢先、3月にグレイシーは捻挫し左側の腰を脱臼してしまいました。3月12日に予定された脱臼の手術に向けてのレントゲンを撮ったところ、首の周辺に癌の可能性がある腫瘍はみつかりませんでした。

5月20日、グレイシーは呼吸困難と吐き気の為に再度緊急病院にいきました。彼女には大きな持病があるので、そこでも胸部と腹部のレントゲンを再度撮りましたが、結果は胃の中に大量のガスが発生したという事で病院で一夜を過ごす事になりましたが、獣医師からは内臓の機能も問題なくレントゲンからはリンパ腫の再発は見られないと言われました。
最初の胸部と腹部のレントゲンからはガスによって胃が膨張してしまっていましたが、気管、肺、心臓もすごく良い状態になっていました。
彼女の血液検査は、血小板数も正常になり、肝臓の数値は少し高めでしたがこれはいつも行っているプレトニゾン療法の為である事が理解できますし獣医師はグレイシーのレントゲンからもはっきりとわかるほど症状が回復していたので、何としてでもドクターヨザの治療とオーガニックの食事を続けるように!と言われました。

グレイシーがドクターヨザのエネルギー治療をはじめてから約10か月が過ぎ、彼女は毎週ドクターヨザに会うことを楽しみにしています。現在、彼女はよく散歩もして呼吸状態も安定しています。私たちのかわいいグレイシーは完全復活して、1日、1日健康を取り戻しています。

クリスティ・M