The Honolulu Advertiser

私がドクターヨザのオフィスを訪ねたその日、ロッキーと言うジャックラッセルテリア犬が飼い主のケイコ ハーストさんに運ばれてきた。ロッキーは頸椎に腫瘍が出来ている。
9月に前足を引きずり始め、それから後ろ足に広がって行った。今では腰から下は麻痺している。
複数の獣医師達は癌は末期状態だと飼い主に告げた。ハーストさんはロッキーに化学療法は受けさせないと決めた。
 
ロッキーが待合室で横になるとドクターヨザは彼の側にひざまづき、片側の手で優しく彼に触れ、もう一方の手はまるで何かを掴むかのように空中におかれる。
約30分の治療の間、ドクターがエネルギーを送っている間中、ロッキーは飼い主の足の隣でまどろみ、リラックスし、ご満悦だった。
 
「私は友人に勧められてここへやって来ました。最初の1,2回の治療の後は何も起こりませんでした。ですから正直なところ疑問を抱きました。でも11回の治療の後、今ではロッキーに食欲が出ました。彼の筋肉けいれんは止まり夜しっかり眠れています。尻尾も振りますし、後ろ脚も蹴るんですよ。」とハーストさんは言う。
待合室にいる他の人達も、ここ数週間でロッキーに好転的な変化が見られていると口を揃えて証言していた。
 
ロッキー自身の気力も出てきたようである。「彼は今ではずっと敏感です。以前は1日中毛布の上で横になっていましたが最近では時々起き上がって、何かを食べたり水を飲んだりしています。」と嬉しそうにハーストさんは言う。
 
治療後ロッキーは自宅で数時間眠る。ドクターが言うに、それはエネルギーを受けた後、自分の身体を自分で治癒しようとしているからだ。
人や動物とも具合が悪ければ悪いほど治療後より長い休息が必要になる。
 
シャーロッテ トクナガさんの息子のような存在のビーグル犬のラスティ―は、重度のてんかんの為に5か月前から治療に来始め隔週でドクターヨザの治療を受けている。
それまでラスティ―には毎週発作があったそうだが最後の発作があったのは3か月前である。
ドクターヨザの治療がいかにラスティ―に効果があるかを見て,トクナガさんもドクターの患者になり,他の犬のディジィーも連れてくるようになった。
ディジィーの獣医師はトクナガさんに、「長年の持病の膵炎はどうにもならない」と告げたが「23回の治療後、ディジィーの血液検査の結果、すい臓の機能は平常に戻ったと分かったんです。」とトクナガさんは言う。
 
エネルギーヒーリングは気持ちを落ち着かせる効果もある。ボビーザブランさんのイングリッシュスタフォードシャイアーテリア犬のキコは喜んでドクターヨザの所へ通っている。
「キコは中に入るのが待ちきれないのです。彼は治療を受けるのを知っています。彼は待合室の床に横になり、治療中もうろうとするんです。」
治療を始めてからザブランさんはキコが他の犬に対し攻撃的でなくなり、ずっと穏やかになったことに気づいたそうだ。
 
忙しいオフィスを患者が出入りするのを見て、私はドクターのヒーリング技術が私にも効くのかなと思った。
ドクターヨザが私の側に立ちエネルギーを送っていると、ある力が私の身体全体を後ろに引っ張っていくのを感じた。
私は自分を正そうとしたが、それでもまるで後ろに倒れていくかのように感じていた。
その日は首と肩の慢性の痛みが消え、午後職場に戻った時、自分の身体にエネルギーを感じた。

ドクターヨザは人々が疑心暗儀であるのも理解出来ると言っている。なんでも新しいものは理解しにくい。彼は自分の行っていることを是非、見てもらいたいし彼のオフィスにくる人は誰でも歓迎すると言っている。
ホノルル・アドバタイザー (The Honolulu Advertiser)は、1856年発刊~2010年カナダのブラックプレス・グループの子会社に買収されホノルル・スターアドバタイザーとして再出発。
※現在は、治療代金に変更があります。